社会に出てから随分時間が経ち、複数の会社で働いてみて、キャリアの中では大きな変化に突然襲われることがありました。私が体験したのは、働いている会社が買収されたり、逆に買収したり、早期退職の募集であったり。そして私が個人として体験した変化は、ポジションが無くなったり、組織変更に巻き込まれたり、政治的な動きに巻き込まれたり。これらの実体験から、企業で働く全世代の皆さん向けにキャリア検討の緊急度の場合分けについてまとめてみました。

あなたの会社、そしてあなたの立場は盤石ですか?

私はこのブログで、企業で働く全ての人が、常にキャリアを見直し、転職活動を視野に入れる必要があるということを主張していこうと考えています。しかしそのような主張を唱える一方、私自身キャリアを振り返っても、いつも同じ緊張感や緊急度でキャリア構築や転職活動を考えてきたわけではありません。考えてみますと、キャリア検討の緊急度は、会社や自身のおかれている立場によって変わってくることが分かりました。まとめてみると当たり前なのですが、緊急度は高い順から、以下の3つに分類できると考えます

  1. 会社や個人の状況変化が劇的で、退職することが決まっている
  2. 会社や個人の状況変化の兆しが明らかで、退職を検討している
  3. 会社や個人の状況は盤石で、退職はイメージできない

 

各項目の状況を更に具体的にすると以下のように説明できます。

1. 会社や個人の状況変化が劇的で、退職することが決まっている
解雇、降格や組織変更、M&Aによる合理化でポジションが閉鎖、早期退職の募集などをきっかけに、なによりもまず退職が決まるケースがこれに当たります。最初に退職が決定、または決意しているので、、腰を据えてキャリアを考えるというような悠長なことは言ってられず、すぐに転職活動を開始すべき状況で、キャリア検討の緊急度はかなり高いはずです
2. 会社や個人の状況変化の兆しが明らかで、退職を検討している
業績悪化や外部環境の変化に対応するための早期退職への募集の噂、役職定年、社内の評価の低下などをきっかけとして、退職がキャリア検討の一つの選択肢になっているケースがこれに当たります。退職がオプションに入ってきており、キャリア検討や転職活動を適切に行うことで、自分のキャリアを主体的に変化させていける可能性を持っているのですが、キャリア検討の緊急度を比較的高く設定する方と、低くする方で、実際に環境変化が起こったときの対応に、個人差が大きく分かれる状況です
3. 会社や個人の状況は盤石で、退職はイメージできない
終身雇用を信じられた時代の状況では、皆さん、このように自分のキャリアをイメージしていたのではないでしょうか?会社の業績も心配する必要はなく、また個人としても雇用の心配をする必要がないという状況です。ただもし皆さんが、今このご時世で、ご自身の状況を疑いなくこの項目に分類した場合、状況認識が誤っている可能性があるとご指摘させてください

キャリア検討の緊急度の違いによって対応は変わります

私がお伝えしたいのは、本来、キャリア検討の重要度は誰にとっても高いのですが、キャリア検討の緊急度は個人のおかれる状況によって様々だということです。なぜこれが重要なのかというと、キャリア検討の緊急度によって、あなたの取る対応は変わってくるからです。あなたが取る手段の違いについては別途まとめていきますので、そちらの手紙を読んでください。この手紙で強調したいのは、あなたのキャリア検討の緊急度はどれにあたるのか、適切に分類して頂きたいということです。もしかしたら、あなたが感じている以上に、キャリア検討の緊急度が高い状況にあるかも知れません。私も一緒に考えさせてもらえることができればうれしいです。

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